北村有起哉

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『 北村有起哉 』で人気のあるアイテム


鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~ 鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~ (DVD)

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2008-07-16
価 格:¥ 3,990

『 鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~ 』を購入した人のレビュー

もう一度見たいNHKスペシャル……それがDVDになった!

 質の高いNHKスペシャルを手軽に観られるのは、とても嬉しい。

 「芸術祭」で賞を取らなければ間違いなくDVD化はなかっただろう。

 もう少し手頃な値段にして、他の作品もどんどんDVD化してもらいたいものだ。



 「戦争を知る」というよりも、生きる、生きたいとはどんな事なのか、それを90分で理解できる。昭和17年と昭和46年の水木しげる氏のドラマが同時進行することで、その効果はいっそう増す。芋やバナナを「心の底から美味い!」と思うことが出来ない現代人……私も含めて考え直さなければいけない課題である。



 特典映像は必見である。

 水木氏のインタビューで、この漫画原作で、読者に訴えたいことを聞かれたときの回答は傑作である。

 その他、メイキングも傑作だ。映画並みの製作である。このドラマをフィルムで撮影できなかったのが惜しまれる。

 香川照之は今人気の俳優だが、役作りの力の入れようが凄い。漫画から飛び出してきたような演技をする。彼のベストワークの一つだと思う。



 注意しておきたいが、このDVDはドキュメンタリーではない。戦記漫画「総員玉砕せよ」を再現VTR、昭和46年の水木氏は、脚本家が創作したフィクションであり、完全な「ドラマ」として考えるのが正しい。

 

 ジャケットに鬼太郎とねずみ小僧が写っているのは流行を狙ってのことだろうが、それだけを期待して購入するのはちょっと……と、鬼太郎マニアには伝えておきたい。




理不尽な玉砕

ラバウルでの日本軍玉砕を、水木の体験を元に書かれた問題作、総員玉砕せよ。

度々水木は戦争ものを書いてきたが、ここまで生々しい記録漫画は、おそらくない。正に、一世一代の作品だろう。

それを元にして、セミドキュメンタリーという形で、この作品は制作されている。

そもそもドキュメンタリーとしての価値が高い作品であって、感動する部分はきわめて少ない。

だが、当時何があったのかを知る資料としては非常に有効であり、戦争を生き抜いた水木の苦労や、鬼軍曹の幽霊が水木に合いに来るシーンは、目頭が熱くなる。



下らないアニメをみるよりは遥かに良く、ドキュメンタリー作品としては一級品である。


鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~ 「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」 詳細はこちらから


長州ファイブ 長州ファイブ (DVD)

販売元:ケンメディア
発売日:2007-09-28
価 格:¥ 2,940

『 長州ファイブ 』を購入した人のレビュー

見る前に翔べ

現在では計り知る事の出来ない勇気を奮って海の向こうに旅立った若者達に想いを馳せて送る現代へのメッセージ。見る者を選ばない好作であるのにやぶさかではない。しかし、それまでの、余計な説明を削ぎ落として、描かんとする人物の核心に鋭く迫る、静かでストイックな五十嵐監督の演出を知っている自分にとっては、本作はやや説明を盛り込み過ぎるきらいは否めない(生麦事件や御殿山の焼き討ち、顔見せよろしく登場する有名志士達)。そういうのはテレビや映画の大型時代劇に任せておけばいいのだ。後半、三人が英国に残り、特に山尾を中心に物語が進むあたりで引き締まった感じになってきたのだから、やはりこの映画、「ファイブ」そのものに擬縮したストーリーにして山尾目線で語らせた方が良かったのではないだろうか。僭越な感想で恐縮ではあるが。

「潘」から「国家」へ

本格的に全国民が「国家」を意識したのが明治になってからだとすれば彼らはおそらくはじめて「国家」を意識した日本人だったのだろう。とくに薩摩潘士とのやりとりは際立ってすばらしかった。

幕末の青年たちは 何を思ったか

松田龍平扮する山尾庸三をかたりべとして、

幕末の世、維新の夜明け前に

「生きたる機械」にならんがため、

幕府の禁をやぶり、イギリスに密航した

長州の5人のサムライのお話。



彼らの心は当初、藩の威信をかけることが、

すべてであった。

(イギリスで、薩長の藩士が会って

互いに自藩の立場で、

言い合う姿が面白かった)



しかし、そんな彼らも

イギリスの、その圧倒的な国力を前にして

次第に、もっと大きなもの”日本”という国を

外から眺めることとなった。



そして尊敬できるものもう一つ。

彼らの向学心はものすごい。

船の中から英語を勉強し、

夜寝ることも惜しみ、

技術力を身につけようとする彼らの心意気は

なんと熱いものだろうか。



日本の夜明けの明るさは、

正に彼らの率直なひたむきさ、

その心音にあるのではないか。

頭から”まげ”は切っても

サムライの心があったのだと思う。

そして、それぞれが自分の信じる道を

歩む姿に感動を覚える。





ただ一つ感じたことは、

工業化していく日本の中には

”もつもの”と”もたざるもの”の

貧富の差も一緒に入ってきた。

ということ。

近代化とは、そういった側面もあることを

暗に描いているように思えた。



心躍る幕末の青年の姿を見てくださいね。 ^^


命を張った5人の長州人

題名を見たときはプロレスのDVDかなと思いました(笑)



時は幕末、攘夷思想が吹き荒れる長州藩で

本当の攘夷とは何なのかを感じるため

本当の英国の姿を見てみたいと

当時の見つかれば死罪との国禁を犯し、

英国留学をし、実際の技術を学んだ

5人の長州藩士の物語です



造船、鉄道、造幣、文明・・・

命がけで西洋の技術や文明を学んだこの5人の姿に

きっと何かを感じることが出来るのではないでしょうか


日本の夜明けを担った若者達

想像以上によくできた、清々しい映画だった。

長州ファイブの面々がそれぞれ個性的で、それでも山尾庸三を軸にストーリーが進むため、混乱せずに観ることができる。

この松田龍平演ずる山尾のキャラクターはとても魅力的(松田君はどんどん演技が上手になりますね)。

西洋文明を全面肯定するのではなく、その光と影を一歩ひいた視点から冷静に描いている点もいい。

ところどころに心に残る台詞も散りばめられていて、観終わった後に元気をもらえるような映画である。



音楽も映像も大変よかったし、ものすごく星5つつけたいところなのだけど、ひとつだけ気になった点も。

それは、幕末の複雑な政情に関する説明があまりにも少なかったこと。

言うまでもなく、当時幕府の開国政策にどこよりも強く反対し攘夷を主張していたのは、この長州藩である。

そして「日本の未来のために刀を捨てたサムライ」は、薩長だけでなく幕府にもいた。たとえば戊辰戦争で薩長と最後まで戦うことになる榎本武揚などは、長州ファイブと全く同時期に派遣留学生としてオランダへ行き、世界的視野を身につけ、最先端の造船技術、国際法そして封建制の問題点などを同じように学んでいるのである。

しかしその辺りの歴史を知らない人がこの映画を観ると「(攘夷とか討幕とかよくわからなかったけど)文明に無頓着な古い考えの幕府と、それを倒し西洋技術により日本を文明化へ導いた薩長」という誤った図式が頭に残ってしまうような気がする。

「藩意識からの脱却」を描いているとはいえストーリー的に政情は無視できない以上、そういう背景をもうすこしきちんと描いていれば、より深みのある映画になったように思う。



もっとも、気になったのはその一点のみで、素晴らしい映画であることにかわりはない。

今私達が当たり前のように享受している海外渡航の自由。それはほんの150年前には命がけの行為だった。

彼らのことを思うと、誰もが自由に海外へ旅行し、留学することのできる私達はいかに恵まれているのかということがわかる。

この映画を観た後に海外へ旅行すると、これまでよりはるかに充実したものを得ることができるだろう。


長州ファイブ 「長州ファイブ」 詳細はこちらから


私立探偵 濱マイク 10 竹内スグル監督「1分間 700円」 私立探偵 濱マイク 10 竹内スグル監督「1分間 700円」 (DVD)

販売元:パイオニアLDC
発売日:2002-12-21
価 格:¥ 3,990

『 私立探偵 濱マイク 10 竹内スグル監督「1分間 700円」 』を購入した人のレビュー

濱マイクシリーズでの唯一のシリアス路線?

12人の監督が作成するという珍しい試みであった濱マイクですがコミカル路線に作品が集中してしまい映画版とは全く違うドラマになってしまいました。この話は「我が人生最悪の時」が好きな人にはお勧めです。VHS版に入っているオープニングは入っていませんがDVDはエンディングのクレジット&メイキングが入っています。エンディングのジャズ風音楽は浅野忠信のシブい演技に余韻を残すので絶対必要だと思います。更にVHS版(TV?)では削られている多くのシーンが入っています。DVDがオススメ!

見ないと損! 浅野&永瀬最高傑作品

今では押しも押されぬ浅野&永瀬の最高傑作品。濱マイクシリーズの中でも最も心に深く刻まれ、余りの緊張感と感動に観た後は‘ふ~っ‘とため息をついてしまいます。この作品が欲しく一週間かけて都内を歩き回りましたがやっとアマゾンで見つけました。浅野&永瀬ファンで無くとも邦画好きで、DEEPな作品を好む方にはオススメです。最近低迷がちなハリウッド作品には見られない、また外国映画では感じられない‘コトバ‘のやりとりの素晴らしさをこの作品できっと感じるでしょう。浅野忠信も浅野先生(映画講師)となった今、この作品は逃せない逸品です。K.I>

鮮やかな赤

TVシリーズの濱マイクでは、「ミスターニッポン」と「1分間700円」が特に印象に残った。エンタメに徹し、ハイクオリティな映像と洒落た演出を見せた前者、そしてこの「1分間700円」は緊張感を保った画面とストーリー、役者と出色の出来だったと思う。

画面は陰影を強調し、緑のライティングを効果的に使って鮮やかに赤を浮かび上がらせている。

やまだないとの脚本は笑いに逃げずにシリアスなストーリーを完結させた。12本のシリーズ中、意外にこの緊張感を保った路線は少なかった。

BGMは「ハワイ航路」やジャズピアノが記憶に残るが、地味なところで音響テクノが活きている。DVDではTV版と少し違っていたが。

浅野と永瀬の共演も面白い。

浅野は狂気がかかった「素」を演じさせると実にハマる。また、声だけの子役も雰囲気十分。

柄本は特にクライマックスの、死と隣り合わせに絞り出すセリフ、これを受けて立てるだけの度量を持った役者としてチョイスされたと個人的には思っている。

メインでない登場人物(の出番)を極力削ぎ落とし、「ストーリーの手応え」を追求した姿勢には好感が持てる。



オマケはメイキングと予告、OPは入ってない。

共演

私的に、浅野さんと共演しているのがうれしい。
浅野さんの出演しているいろいろな映画も見たけど、
ファンの人にはおすすめの作品だと思う。


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